愛子さまが初めての宮中午餐会に出席され、その模様が注目を集めました。この会は、日本を公式訪問中のケニアのルト大統領を招いて行われたもので、愛子さまは高円宮殿下の代わりに出席されました。愛子さまは着物での出席という新たな挑戦に臨み、その姿は多くの関心を引きました。
愛子さまは今年3月に大学を卒業予定で、4月からは日本赤十字社の非常勤職員として勤務が決まっています。これにより、愛子さまは公務を本格化させることになります。皇室活動を本格化させたのは、愛子さまが22歳という若さでのことです。過去の皇族の公務開始年齢と比較すると、愛子さまがいかに早く活動を始められたかがわかります。
宮中午餐会では、テーブルには国旗をイメージしたバラが飾られ、和食のオードブルが提供されました。料理には日本の季節の食材が使用され、見た目も美しい一口サイズの料理が並びました。乾杯には日本酒が用意され、ケニアの大統領夫妻はお酒を飲まないため、リンゴジュースが振る舞われました。
愛子さまは、ケニアの投資貿易産業長官と隣に座り、和やかな雰囲気の中で歓談されました。特に印象的だったのは、愛子さまがスワヒリ語で「こんにちは」と応じられた場面です。この会話の中で、愛子さまは大学での学びや外国訪問についてもお話しされ、大統領も「3カ国目はケニアだよね」と返されるなど、親しげなやり取りがあったと伝えられています。
また、陛下もケニアの大統領との交流があり、自己紹介の際には簡単なスワヒリ語を交えて盛り上がりました。両国の関係発展についての話や自然災害に関する意見交換も行われ、非常に充実した内容となりました。愛子さまにとっては、初めての公式行事での出席ということで、特別な思い出となったことでしょう。
このように、愛子さまの宮中午餐会への参加は、愛子さま自身の成長を示すとともに、日本とケニアの関係を深める重要な機会となりました。今後の愛子さまの皇室活動にますます期待が寄せられています。