【16歳の少年保護】監禁され特殊詐欺を? 拠点内部の映像入手…実態証言も『バンキシャ!』

【16歳の少年保護】監禁され特殊詐欺を? 拠点内部の映像入手…実態証言も『バンキシャ!』

 

最近、ミャンマーにおける特殊詐欺グループの活動が明らかになり、特に日本人を狙った被害が報告されています。先月、17歳の高校生が保護されたことに続き、昨日は16歳の少年が新たに解放されました。両者は、詐欺グループによって監禁され、そこで働かされていたと見られています。

 

私たちは、特殊詐欺グループの拠点が存在するミャンマーの国境付近を取材しました。現地では、260人以上の被害者が解放されたとの情報があり、その多くは外国人であるとされています。取材の過程で、現地の監視体制や暴力行為の実態が明らかになりました。

 

取材班は、ミャンマーの国境に近いエリアに設置された検問所を訪れました。そこで目にしたのは、赤字で「騙されてミャンマーに連れて行かれた人は全てを失います」と警告する看板でした。この看板は、近年増加する誘拐や詐欺の被害を警告するもので、多くの人々に警鐘を鳴らしています。

 

ミャンマーの特殊詐欺グループは、SNSを利用したロマンス詐欺などを行い、外国人をターゲットにしています。取材に応じた38歳の中国人男性は、映画のエキストラ募集に応募したところ、詐欺グループに連れて行かれたと証言しています。彼は、監禁され、長時間働かされる厳しい環境に置かれていたことを明かしました。

 

さらに、別の30歳のケニア人男性も、転職エージェントを通じて仕事を紹介され、ミャンマーに到着した際に豪華な車に迎えられましたが、すぐに状況が変わったと語ります。彼は、空港からミャンマーとの国境へ連れて行かれ、そこで詐欺グループの拠点に監禁されたとのことです。

 

このような拠点では、数百人が監禁され、厳しい監視のもとで詐欺行為を強制されています。取材班がドローンで撮影した映像には、広大な敷地に立ち並ぶ建物が映し出され、特殊詐欺の拠点と見られる場所が確認されました。関係者によると、日本人や韓国人を高額で集めるために、ネイティブの人間が必要だとされています。

 

また、拠点内では暴力行為も横行しており、監視役による虐待の様子が映像に捉えられています。被害者たちは、日常的に身体的な暴力にさらされ、逃げることができない状況に置かれています。

 

日本国内でも、この問題に対する関心が高まっており、少なくとも31人の日本人が現在も拠点にいると推測されています。市民団体は、被害者の支援活動を行っており、今後の展開が注目されます。このような特殊詐欺の実態が明るみに出ることで、さらなる被害が防止されることを願っています。

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