楽天モバイルのシステムに不正アクセスしたとして、中高生の男子生徒3人が逮捕されました。彼らは、生成AIである「チャットGPT」を悪用し、自作したプログラムを用いて楽天モバイルの顧客アカウントに不正ログインし、通信回線を契約した疑いが持たれています。
逮捕されたのは、中学3年生から高校1年生の3人で、オンラインゲームを通じて知り合いました。彼らは、約33億件の他人のIDやパスワードを購入し、それを使って不正ログインを繰り返したとされています。調査によると、彼らは1500件ほどの通信回線を契約し、その後、それらを転売して750万円相当の暗号資産を得ていたと見られています。
中学3年生の少年は、SNSで注目を集めたかったと容疑を認めており、彼らの行為がどのような影響を及ぼすのかが懸念されています。この事件は、生成AIを利用した犯罪が増加する中で、特に若年層による悪用の危険性を浮き彫りにしています。
現在、警察はさらなる調査を進めており、他にも共犯者がいる可能性についても検討しています。このケースは、サイバーセキュリティの重要性を再認識させるものであり、今後の対策が求められています。