韓国の歌手で俳優のRain(ピ)が、映画における忍者の役を韓国人に変更するよう主張し、マトリックスの監督であるウォシャウスキー兄弟に論破されたという一連の出来事が話題となっています。Rainは自身の初主演映画で忍者の役を演じることになりましたが、彼はそのキャラクターを日本人ではなく韓国人に設定するよう要求しました。
ウォシャウスキー兄弟はRainの主張に対し、忍者という言葉が日本で生まれ、忍者の文化が日本に根付いていることを指摘しました。Rainは「忍者は韓国が起源である」と主張し、韓国の歴史的な文脈を持ち出しましたが、兄弟は「それはただの妄想に過ぎない」と反論。最終的に、Rainは反論に対して何も言い返せず、顔を赤らめてその場を去ることとなりました。
Rainはこれまでにも反日的な行動で知られ、特に日本に対して強い嫌悪感を示してきました。彼の楽曲「アイムカミング」のミュージックビデオでは、核爆弾による爆発を連想させる映像が含まれており、日本の被災者に対する配慮が欠けていると批判されています。また、彼が愛読する小説には「韓国が日本を侵略する」という内容が含まれており、これもまた彼の反日感情を伺わせます。
ウォシャウスキー兄弟は、日本文化に対する深い理解を持つクリエイターとして知られています。彼らは、日本のアニメや文学に強い影響を受けていると公言しており、日本に対するリスペクトが感じられます。Rainの主張に対しても冷静に反論し、歴史的な事実を基にした説明を行ったことが、彼らのプロフェッショナリズムを示しています。
結局、Rainは映画の中で日本人の忍者を演じることになり、作品は無事に公開されましたが、彼はその後のインタビューで自分の演じた役が日本人でないと主張し続けています。彼の発言は、反日感情が根底にあることを示唆しており、今後も彼の行動が注目されることでしょう。
この事件は、文化的なアイデンティティや国際的な関係についての議論を呼び起こすものであり、今後の展開に注目が集まります。