この車両には日本人11人と地元民2人が乗っており、ペナンからキャメロンハイランドに向かっていた。
日本の大手旅行代理店の一つが金曜日、マレーシアの高速道路で観光バスがトラックの後部に衝突し、日本人観光客1人が死亡、12人が負傷したと発表した。
JTBによると、事故は木曜日、マレーシア中部ペラ州で発生し、バスはペナンから茶畑が点在する人気の観光地、キャメロンハイランドに向かっていたところだった。
JTBの山北栄二郎社長は東京での記者会見で、70代の女性1人が負傷により死亡したと述べた。
マレーシア消防救助局によると、バスには日本人の男性3人と女性8人(いずれも高齢者)のほか、バスの運転手と地元のツアーガイドが乗っていた。13人の犠牲者全員が現場で初期治療を受けた後、担架で運ばれ、病院に搬送されたという。
山北氏は、生存者の中には重傷を負った者もいると述べた。彼らの正確な容態は不明で、墜落の原因は調査中だと述べた。
消防署が提供した写真には、バスの前部がひどく損傷し、フロントガラスが割れている様子が写っていた。
山北氏は「旅行会社として、今回の件について誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます」と述べた。
同社は地元当局やマレーシアの日本大使館に全面的に協力しており、乗客とその親族への支援のためクアラルンプール事務所と東京からスタッフを派遣したと述べた。
山北氏は、バスは地元の旅行会社が借りたもので、JTBの安全基準を満たしていたと述べた。