【広島・江田島市”山火事“】海上自衛隊の爆破訓練で出火か…付近の約150人が避難

広島県江田島市で発生した山火事が、海上自衛隊の爆破訓練と関連している可能性があることが報じられています。火災は午前9時40分頃に発生し、炎は赤く燃え盛り、白い煙が空高く立ち上っています。現場では、最初に確認された火点が複数存在し、山の二箇所が燃えている様子が確認されました。火災発生から8時間以上が経過した現在も、火勢は衰えることなく拡大しています。

 

火災が発生したのは、広島県江田島市にある海上自衛隊の長浜射撃場に隣接する山中です。この地域には老人ホームや住宅が点在しており、約150人の住民が避難を余儀なくされています。特に、避難対象の中には老人ホームの入居者が含まれており、周囲の住宅に迫る火の手に対する不安が広がっています。

 

現場の住民は、火の勢いがすごく、家族の安全を心配している様子が伺えました。また、気象条件として乾燥注意報が発令されており、火の取り扱いには細心の注意が必要とされています。

 

海上自衛隊によると、火災発生時に行われていた訓練は海の地雷を除去することを想定したもので、本来は海中で行うべきものでしたが、陸上の射撃場で爆薬を使用していたとのことです。この訓練が火災の原因となった可能性があり、現在、防衛省は訓練と火災の関連性について調査を進めています。

 

火の勢いは増しており、陸上と空から消火活動が続けられています。地元住民は、迫る火の手に対する恐怖と不安を抱えながら、状況の改善を願っています。今後の動向に注目が集まります。

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