深夜の東京ディズニーリゾートでは、特別イベントの初日に向けた長蛇の列が話題となっています。今朝1時半過ぎ、舞浜駅前の階段には数百人が並び、その中には寝袋で熟睡する姿も見受けられました。気温は午前3時前に2.4度まで下がり、寒さの中での待機が続いています。
今回のイベントは、お菓子の世界をテーマにした初のスペシャルイベントで、特に新たに登場するパレードが注目を集めています。パレードではスイーツをモチーフにした乗り物とキャラクターたちが登場し、来園者はその最高の位置で見るために夜通し並ぶことを選んでいます。ある来園者は、「なるべく前の方で見たいので、頑張って並びました」と話し、多くの人々が同じ思いで列に加わっています。
一方、深夜の寒さと長時間の待機には健康面でのリスクも伴います。医師は、体温が35度以下になると低体温症の危険があることを警告しています。特に露出した部分が多いほど、熱が奪われやすくなるため、注意が必要です。
周囲の住民や他の来園者からは、行列のマナーについて懸念の声も上がっています。「周辺に迷惑をかけるのは良くない」との意見や、「転売目的の行為は許せない」といったコメントが聞かれ、マナーの遵守が求められています。
ディズニーリゾート側も、近隣住民への配慮として「深夜からの入園待ちはご遠慮ください」と注意を呼びかけています。イベントの盛り上がりとともに、周囲への配慮も忘れないようにしたいものです。