栃木県小山市にある金属買取店の社長が、盗品の銅線ケーブルを知りながら買い取った疑いで逮捕されました。警視庁によると、逮捕されたのは中国籍の超円教容疑者で、彼は昨年5月にカンボジア国籍の窃盗グループが群馬県藤岡市の太陽光発電所から盗んだ銅線ケーブル約3900メートルを143円で買い取った疑いが持たれています。
超容疑者の経営する金属買取店「少水産業」では、昨年11月に別の多国籍グループから同様の銅線ケーブルを買い取った疑いで捜索が行われました。警視庁は、この事件が盗品の流通に関与したものとみており、さらなる調査を進めています。
逮捕に対して、超容疑者は「買い取りは一切行っていない」と容疑を否認しており、今後の捜査の行方に注目が集まっています。この事件は、盗品の買取がどのように行われているのか、またそれに対する法的な対応が求められる中で発生したものであり、地域社会における治安の問題も浮き彫りにしています。
警視庁は、今後も同様の事件を防ぐために、金属買取業者への監視を強化する方針です。これにより、盗品の流通を抑制し、地域の安全を確保することが期待されています。