盗難車と知りながら預かったか 男逮捕
警視庁は、盗まれたワゴン車を知りながら、自身が経営する自動車解体施設で預かっていたとして、スリランカ国籍のラージャパクシミニムトゥパティランヘラデネシュラージャパクシ容疑者(41歳)を逮捕しました。容疑者は取り調べに対し、容疑を否認していますが、警視庁は詳細な捜査を進めています。
捜査によれば、ラージャパシ容疑者は、約60代の窃盗犯から盗難車を預かり、その一部を解体した後、海外へと輸出していたとみられています。警視庁は、盗難車の流通経路や、他の関与者の特定を目指し、さらなる捜査を行っています。
この事件は、自動車解体業界における不正行為の一環とされており、警察は業界全体の監視を強化する方針です。ラージャパシ容疑者の逮捕は、盗難車の処理に関与した犯罪者を摘発する重要な一歩と位置づけられています。
警視庁は、今後も盗難車に関する情報提供を呼びかけており、一般市民にも注意を促しています。自動車の購入や処分に際しては、正規のルートを通じることが重要であると強調しています。